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処分場の性能はどのように確認されるのか。

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安全評価によってわかります。また、結果は基準値などと比較され、安全性が確認されます。

安全評価は、地層処分という大きなシステムが、私たちが期待する性能を発揮するかどうかを確かめるために行うものです。性能を判断する尺度として、被ばく線量(単位はシーベルト)が多く用いられます。これは、放射線による私たちの体への影響の程度を示すものですが、安全評価の結果で注意しなくてはいけないのは、このような人体への放射線影響が実際に必ず生じるということを意味しているのではないという点です。

安全評価は、地下深くにある放射性物質がもし将来人間に影響を及ぼすとしたらどういうシナリオがあるかをまず考えて、そのシナリオに基づいて行われます。このシナリオでは地層処分の安全性に悪い影響を与えるような仮定をあえて考えることにより評価を行います。この意味から、安全評価の結果は、将来人間が受ける線量を予測しているのではなく、地層処分の安全性を確かめるための材料を提供しているのです。

では、その安全性を判断するための基準はどのように決めているのでしょうか?

何万年先の人類は、体の作りや生活習慣も変化しているかもしれませんが、将来の世代も現在の私たちと同じ体で同じ生活習慣だと仮定し、現在の世代と同じレベルで放射線から防護されるべきであるという考え方が国際的に合意された原則です。この原則に基づいて安全基準は制定されます。そして、評価結果をこの基準と比較することによって、地層処分システムの安全性が確認されるのです。