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地層の技術開発 NUMOが取り組んでいる技術開発についてご説明します。

なぜ、貯蔵ではいけないのか。

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短期的には問題ありませんが、長期的にはノーと言わざるを得ません。

高レベル放射性廃棄物のガラス固化体は、フランスでは1970年代から専用の施設で貯蔵されています。また、日本でも、海外に委託した再処理によって発生したガラス固化体が、青森県六ヶ所村にある貯蔵施設で、2014年4月現在2167本が安全に貯蔵されています。

地層処分低レベル放射性廃棄物は、日本原子力研究開発機構の再処理工場やMOX燃料工場で発生しており、それぞれの施設で安全に貯蔵されています。

この貯蔵技術は完成された技術であり、多くの実績がある方法ですが、貯蔵は人間の管理によって安全を確保する方法であるため、人間による管理を継続することが前提となります。

高レベル放射性廃棄物や地層処分低レベル放射性廃棄物には、ネプツニウム237(半減期約214万年)やジルコニウム93(半減期約153万年)などの半減期の長い放射性物質が含まれているため、人間による管理も恒久的に維持する必要があります。しかし、このような管理を数万年もの長い期間、保証することは大変難しいことです。また、将来の世代に管理の負担を負わせることにもなります。このため、恒久的な人間による管理を行わなくてもよいように、いずれは人間の生活環境から遠い場所にきわめて長い期間隔離することが必要となります。