使い終えた燃料のリサイクルの過程で残る放射性廃棄物は地層処分します

「高レベル放射性廃棄物」は、再処理工場において使用済燃料を溶解した後、ウランとプルトニウムを再利用のために抽出した後に残る核分裂生成物などを含む廃液を、ガラスと融かし合わせて固形化したものです。放射能が高く、発熱も大きいため、処分場に定置するのに適した温度に下がるまでの間、貯蔵施設で冷却しながら貯蔵します。青森県六ヶ所村には高レベル放射性廃棄物のための貯蔵施設があり、すでにフランスから返還された高レベル放射性廃棄物を冷却しながら貯蔵しています。

再処理工場や、MOX燃料工場の操業中や解体時に、高レベル放射性廃棄物に比べて放射能が低く発熱が小さいさまざまな放射性廃棄物が発生します。この廃棄物の一部は半減期の長い放射性核種が一定量以上含まれることから、高レベル放射性廃棄物と同様に地層処分します。

ここでは、この廃棄物を「地層処分低レベル放射性廃棄物」と呼びます。これらの廃棄物は処分に適した形状に加工(廃棄体化)されて、廃棄体として処分場に搬入されます。