充填材は廃棄体パッケージの中でキャニスタを固定したり放射性物質の移動を遅くします

地層処分相当低レベル放射性廃棄物のうち、ハルやエンドピースはガラス固化体の容器と同様なキャニスタに封入された状態で処分場に搬入されます。このキャニスタを4体ずつ廃棄体パッケージに入れ、充填材で固定します。また、廃棄体パッケージを処分坑道に定置した後、廃棄体パッケージ同士や廃棄体パッケージと処分施設の構造体との隙間を埋めるためにも充填材が使われます。

セメント系の充填材には、放射性物質を吸着する働きがあるため、充填材の長期間の役割として、将来、放射性物質がキャニスタから漏れ出したとしても、放射性物質を吸着し動きを遅くする働きが期待されます。

さらに、廃棄物の輸送の際に、容器が固定されていることも重要で、廃棄体パッケージの中でキャニスタを固定する役割も充填材にはあります。