博士とチカちゃんの自由研究

小石と砂とねん土の運動会!
~地層(ちそう)を作ろう~

チカちゃん
博士、夏休みの宿題にできるかんたんな実験ないかしら?
博士
では、たった1分でできる地層(ちそう)を作る実験を教えてあげよう。でも実験の後に考えることが大切だよ。
チカちゃん
地層(ちそう)って?
博士
チカちゃんの立っている地面の下は、何千年とか何億(おく)年前の砂やどろが何種類もつみ重なっていて、その重なりを地層と言うんだ。
チカちゃん
そんな昔?恐竜(きょうりゅう)の化石もあるのかな?
博士
最近、小学生が約1億2000万年前の地層から、小さな哺乳類(ほにゅうるい)の化石を見つけたよ。小さな哺乳類は恐竜に食べられてしまうせいか、全身まとまって化石で見つかったのは、今回が日本で初めてだそうだ。地層が積み重なるルールを知っておくと、何億年もの地層の歴史(れきし)がわかるよ。例えばここは昔、海だったとかね。さらに今回の発見みたいに、その当時、どんな動物がいたか、今いる動物になるまでの進化や、地球環境(ちきゅうかんきょう)の変化もわかるんだ。
チカちゃん
小学生でも新発見ができるなんてワクワクするわ!地層のこと、もっと知りたいな。私も新発見するぞ!
博士
では、まずどうやって地層ができるのか、実験してみよう。

NUMO博士の一言

原子力発電(げんしりょくはつでん)で使い終わった燃料(ねんりょう)からでるいらなくなったもの=廃棄物(はいきぶつ)は、建物の中で長い時間おいておくより、地層(ちそう)の深いところにうめる方法「地層処分(ちそうしょぶん)」が安全と世界でもいわれているんだ。
どこでも安全というわけではないから、日本で安全にうめることができる場所をさがすときには、地層の昔の歴史(れきし)を調べることも役に立つんだ。たとえば、火山が噴火(ふんか)した場所は、数百万年間もほとんど変わってなくて、ずっと同じ場所だということも、地層の積み重なったようすを調べるとわかるんだ。

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