博士とチカちゃんの自由研究

磁石(じしゃく)の実験
~磁石の力でマジシャンになろう!~

チカちゃん
博士、海岸でたくさん砂鉄(さてつ)が取れたわ。なにかおもしろいことができないかな?
博士
磁石の実験をしてみようか。ちなみに方位磁石(ほういじしゃく)は学校で習ったかな?
チカちゃん
習ったわ!N極(きょく)が北に向くのよね。
博士
そのとおり。でも実は地球のN極とS極は360万年で11回も逆転(ぎゃくてん)しているんだよ。
チカちゃん
えー?!地球ってぼう磁石みたいね!
博士
そうなんだ。地球の磁石みたいなせいしつを地磁気(ちじき)というよ。N極が逆転している時代に火山が噴火(ふんか)した場合、流れ出した溶岩(ようがん)は現在のN極と反対の向きを指した大きな磁石になり、冷えて固まるので、地層を調べれば噴火の時期や歴史がわかるんだ。
チカちゃん
地層と磁石が関係あるなんて知らなかったわ!
博士
では磁石のふしぎな力を実験で確認してみよう。うまくやると手品みたいに見えるよ!
チカちゃん
楽しみ~!はやくやりましょう!

NUMO博士の一言

原子力発電(げんしりょくはつでん)で使い終わった燃料(ねんりょう)からでるいらなくなったもの=廃棄物(はいきぶつ)は、建物の中で長い時間おいておくより、地層(ちそう)の深いところにうめる方法「地層処分(ちそうしょぶん)」が安全と世界でもいわれているんだ。
安全な地層処分をするためには、その前にいろいろ地層を調べるんだ。例えば磁石の力を使って、鉄が混じっている溶岩(ようがん)や鉱物(こうぶつ)を探(さが)しだすことができるよ。いつの時代のものかを調べると、長い間、あまり動いていない場所を見つけることもできるんだ。

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