博士とチカちゃんの自由研究

磁石(じしゃく)の実験
~磁石の力でマジシャンになろう!~

教えて博士!

数千年前にギリシャのマグネシア地方で、鉄をふくむ石を引きよせる岩石を見つけたのが天然の磁石との初めての出会いといわれているんだ。だから英語では磁石のことをマグネットと呼ぶよ。

今回の実験で、磁石にくぎをつけたら、そのくぎは他のくぎをくっつけたよね。このように、磁石を使ってくぎなどの鉄を磁石みたいなせいしつにすることを磁化(じか)というんだ。この実験のくぎみたいに、ある短い時間だけ磁石みたいになるものを一時磁石(いちじじしゃく)と呼び、ぼう磁石やU字磁石、ネオジム磁石のようにずっと磁石の働きをするものを永久磁石(えいきゅうじしゃく)というんだ。ちなみに、世界最強といわれるネオジム磁石を発明したのは日本人なんだよ。

地球がぼう磁石みたいな地磁気(ちじき)のせいしつがあるとわかっていなかった時代、方位磁石を持って世界中を旅していた船乗りたちが、北のほうにいくと方位磁石が北ではなく下を向くと言っていたのがきっかけとなり、そこが地球のN極だと発見されたんだ。わたり鳥や鳩(はと)は地球の地磁気を感じることができるので、目的地に飛んでいけるんだ。

でもそのN極は、360万年前から今までに11回もS極と逆転(ぎゃくてん)しているということが地層からわかっているよ。現在のN極となった最後の逆転は、これまでは、今から78万年前におこったと考えられていたんだ。ところが最近、千葉県市原市(いちはらし)の地層を今までよりくわしい方法で調べたら、実は1万年後の77万年前にN極が逆転したことがわかったんだ。千葉県の他にも、イタリアの2ヵ所で同じ時期の地層が見つかっているよ。地球の時代の呼び名は、その時代の特徴(とくちょう)を一番よく表す地層がある土地の名前がつけられるので、この3つの都市の名前から決められるんだ。もし千葉県が選ばれたら、その時代はチバニアン(千葉時代)と呼ばれることになるそうだ。

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