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ANDRAの概要

1. 設立1979年
2. 役割
  ANDRA(Agence Nationale pour la Gestion des Dechets Radioactifs:放射性廃棄物管理公社)は1979年にCEA(フランス原子力庁)内に設置され、1991年の放射性廃棄物法に基づき、産業性お よび商業性を備えた公的性格の機関としてCEA内から独立した。 ANDRAはフランスにおける放射性廃棄物処分の実施主体として低中レベルの放射性廃棄物処分場を操業するとともに、高レベル放射性廃棄物処分に関する深 地層処分研究開発の中心的機関として、地下研究施設における研究開発等を実施している。
3. 従業員数
  約350名(2001年4月現在)
4. 所在地
  Parc de la Croix Blanche 1/7, rue Jean Monnet 92298 Chatenay-Malabry Cedex, France
(パルク ドゥ ラ クロア ブランシュ 1/7, リュ ジャン モネ 92298 シャトネー-マラブリーセデックス, フランス)
5. 高レベル廃棄物処分プログラムの現状
  フランスでは、使用済燃料の再処理に伴って発生する高レベル放射性廃液をガラス固化し、このガラス固化体を深い地層中に処分することについての研究開発が進められている。
また、これとは別に、長寿命核種の分離・変換および長期地上貯蔵という2つのオプションも並行して調査・研究が進められており、2006年までにこれらを総括評価した報告書がフランス国会に提出されることになっている。
6. 地下研究施設
  ANDRAは、フランス政府の指示に従い、1994年から1997年にかけて4つの県において、地下の地層が地下研究所の建設に適しているかどうかの地質調査を実施し、3つの候補地(ムーズ県ビュール、ガール県シュクラン、ヴィエンヌ県ラ・シャペル・バトン)を提案した。
その後、地下研究所についての公開審理が開始され、フランス政府は1998年12月の閣議で、粘土質岩のムーズ県ビュールに地下研究所を建設することを決 定した。 その後、1999年8月には「ムーズ県ビュールへの地下研究所の建設・操業許可に関する政令」が発給され、2001年にはANDRAによってビュール地下 研究所の建設が開始されている。
現在、立坑の掘削作業中であり、2005年末までに地下研究所での試験が終了し、報告書がまとめられる予定である。
7. 処分費用
  高レベル放射性廃棄物の地層処分に係わる費用については、廃棄物発生者から徴収すべき料金等を含めてまだ決定されていない。
8. フランスの原子力事情
  フランスには、24ヵ所の原子力発電所があり、現在運転中の原子炉は55基(加圧水型原子炉(PWR)54基、高速増殖炉(FBR)1基)、建設中が加圧 水型原子炉(PWR)4基、閉鎖が11基(加圧水型原子炉(PWR)1基、ガス冷却炉(GCR)8基、重水減速ガス冷却炉(HWGCR)1基、高速増殖炉 (FBR)1基)である。
フランスにおける原子力発電は、設備容量は6,168万kWで、全発電容量の約60%であり、発電電力量は約3,880億kWhで総発電電力量の約76%となっている。(1998年)