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Q.なぜ地上での管理ではなく地下に処分するの?

地上での管理ではなく地層処分が選ばれたのは、火山、断層等を避けさえすれば、地下深部が最も安定し、地下深部の地層が本来持っている「物質を閉じ込める力」を利用し、 人間が管理し続けることなく長期にわたり人間の生活環境に影響を及ぼさないようにすることができるからです。

高レベル放射性廃棄物は、長期間にわたり放射能レベルが高いため、人間の生活環境に影響を及ぼさないように長期にわたって確実に隔離することが必要となります。
限られた期間であれば人間が地上で管理することは安全上全く問題ありませんが、長期にわたると、管理が途絶えた場合についても考える必要があります。
現在、地下深部の安定した地層中に埋設する「地層処分」が日本を含めて国際的にも共通の考え方となっています。その最大の理由は、火山、断層等を避けさえすれば、地下深部が最も安定し、 地下深部の地層が本来持っている「物質を閉じ込める力」を利用し、人間が管理し続けることなく長期にわたり人間の生活環境に影響を及ぼさないようにすることができるからです。

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Q.地下深部が地上より優れている点は?

A.地下深部は、地上に比べて、地震、津波、台風等の自然現象による影響がほとんどなく、戦争、テロ等の人間の行為による影響も受けにくいという特長があります。
また、地下にある物質は主に地下水によって運ばれますが、地下深部では地下水の動きが極めて遅いため、物質の移動が非常に遅いという特長もあります。 このため、地下深部に処分したガラス固化体から仮に放射性物質が地下水に溶け出ても、地上に到達するまでに非常に長い時間がかかります。
もう一つには、地下深部では酸素が極めて少ないため、錆びなどの化学反応が抑えられ、物質を変質させにくいという特長があります。このため、ガラス固化体を密封する鉄製容器のオ-バ-パックは腐食しにくいということになります。
これらの特長により、地下深部は地上に比べ、物質を長期にわたり安定して閉じ込めるのに適しています。

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