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Q.地震の揺れは悪い影響を及ぼさないの?

処分施設の建設地は安全性に影響を与えるような活断層を避けて選定します。地下深部における地震の揺れは地表に比べて小さいこと、地震が起こった際にガラス固化体を密封したオ-バ-パックや緩衝材と岩盤は一体となって振動することから、現状の技術で耐震対策は十分可能です。また地震の揺れにより地質環境が変化し、地層処分の安全性に大きな影響を与えるようなことはないと考えています。

地震による地層処分への影響として可能性が少しでも考えられることは、1)地震の発生源としての岩盤の破壊・破断(断層活動)、2)地震の揺れ、3)地震の揺れに伴い地下水流等の地質環境が変化することによるもの、の三つです。

断層活動は、日本において、過去数十万年以上にわたって既存の活断層において同様の活動様式で繰り返し起こっています。基本的には今後十万年程度の将来においても、現在と同様の活動が継続すると考えられています。

処分施設の建設地選定にあたっては、処分施設の安全性に影響を与えるような活断層を避けて選定しますので、処分後に断層が生じ、ガラス固化体を密封するオ-バ-パック(鉄製容器)が破壊されるようなことは避けられるものと考えています。

過去の地震から地下深部における地震の揺れは地表に比べて小さいこと、地震が起こった際にガラス固化体を密封したオ-バ-パックや緩衝材と岩盤は一体となって振動します。このため、地震の揺れそのものの影響については、建設・操業中の処分施設で考えることが必要ですが、詳細な調査に基づく地震動の適切な想定を行い、施設の設計に反映させることで対応可能です。

また、過去の大地震と地下水との関係の研究等により、地震の揺れに伴う地下水の流れや流速等の変化が小さいことがわかっていることから、地震の揺れに伴う地下深部の地質環境の変化については、地層処分の安全性に大きな影響を与えるものではありません。

地表部と深い地層における地震の揺れ
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