• まず処分地の選定ですが、自治体から応募いただいた後、または国からの申入れを自治体に受け入れていただいた後、法律「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」に基づき、地下深部の安定性等について、段階的な技術的調査「文献調査」「概要調査」「精密調査」を20年程度かけて行い、処分施設の建設に適した場所を絞り込んでいきます。

     

    これらの調査にあたっては、調査の内容や進捗状況などについて地域の皆さまへご説明し、ご意見を伺いながら進めます。 調査の次の段階に進もうとする場合は、法律に基づき、都道府県知事と市町村長のご意見を聴き、これを十分尊重することとしており、当該都道府県知事又は市町村長のご意見に反して先へ進むことはありません。

     

    次に、選定された処分地で処分施設の建設を進めながら、建設が終了した領域では操業(放射性廃棄物の搬入・設置・埋戻し)を並行して行い、最終的には全ての坑道を埋め戻し、処分場を閉鎖します。建設から閉鎖までは100年以上かかる見通しです。 操業中は、周辺環境への影響を継続的にモニタリングします。また、閉鎖後のモニタリングについても検討していきます。

     

     

    地層処分事業の流れ

     

    <関連リンク>

    文献調査とはどのようなものですか?

    概要調査とはどのようなものですか?

    精密調査とはどのようなものですか?

    放射線などのモニタリングは行わないのですか?