Q. 高レベル放射性廃棄物はどのように処分するのですか?

高レベル放射性廃棄物はどのように処分するのですか?

この質問に関する回答
この情報は役に立ちましたか?
  • はい
  • いいえ

高レベル放射性廃棄物は、地下300メートル以上の深さの安定した岩盤に地層処分します。地層処分とは、地層の放射性物質を閉じ込める機能(天然バリア)と、さらに放射性物質の閉じ込めをより確実にするために人工的に施される人工バリアを組み合わせた多重バリアシステムにより、放射性物質を長期間にわたり地層に閉じ込め、私たちの生活環境から隔離する方法です。
人工バリアには、ガラス固化体、オーバーパック、緩衝材(粘土)があります。

バリア1(人工バリア):ガラス固化体
 ~放射性物質をガラスの中に閉じ込め地下水に溶け出しにくくします~
高レベル放射性廃棄物とガラス原料を高温で混ぜ合わせてステンレス容器の中で固めたものです。放射性物質をガラスと一体にして、地下水に溶け出しにくくします。
バリア2(人工バリア):オーバーパック(金属製の容器)
 ~地下水をガラス固化体に触れにくくします~
ガラス固化体を封入する厚い金属製の容器です。ガラス固化体の放射能レベルがある程度減衰するまでの期間、地下水とガラス固化体の接触を防ぎます。
バリア3(人工バリア):緩衝材(粘土)
 ~地下水と放射性物質の移動を遅らせます~
オーバーパックの周囲を覆うもので、天然の粘土を主成分としています。水を通しにくく、いろいろな物質を吸着する性質により、放射性物質の移動を遅くします。
バリア4(天然バリア):天然の岩盤
 ~放射性物質の移動を遅らせます~
地下深部では地下水の動きが極めて遅く、放射性物質は岩盤にしみ込んだり、吸着されたりして、その移動はさらに遅くなります。

この情報は役に立ちましたか?

よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。

地層処分の概要
よくあるご質問トップに戻る