Q. ガラス固化体が爆発することはないのですか?

ガラス固化体が爆発することはないのですか?

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ガラス固化体は、原子力発電所で使われた燃料(使用済燃料)を再処理しウランやプルトニウムを取り出した際に、再利用できない放射能レベルの高い廃液を、ガラス原料と高温で融かし合わせ、ステンレス製の容器(キャニスター)の中で冷やし固めたものです。
このため、ウランやプルトニウムなどの核分裂性物質はほとんど含まれていないため、ガラス固化体が臨界(*1) 状態になることはありません。また、ガラス固化体には、化学的に爆発を引き起こす物質や引火する物質も含んでおらず、爆発するようなものではありません。
なお、ガラス固化体の放射能レベルは、時間の経過とともに減衰し、発熱量も減少していく性質があります。またガラスは主成分であるケイ素やホウ素等の原子が網目のような化学構造となっており、そこに大きさや性質の違うさまざまな原子を均質かつ安定に取り込むことができます。ガラス固化体では、放射性物質がこのガラスの網目のような構造に取り込まれているので、水に接したとしても放射性物質だけが流れ出るということはなく、安定した状態となっています。

(*1) 臨界:1回の核分裂の結果放出された中性子がちょうど平均1回の核分裂を引き起こして、毎秒起こる核分裂の回数が時間とともに変わらず核分裂の連鎖反応が維持されている状態をいう。

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