• 原子力発電所と同様に、操業中、施設周辺の環境放射線、放射線管理が必要な施設からの排水、排気の放射線について、常時モニタリングします。
    地層処分では、放射性廃棄物の周囲に人工バリアと天然バリアとを組み合わせた多重バリアシステムを構築します。これは、放射性廃棄物を埋設して坑道を埋め戻した後に、人間が何らかの積極的な管理活動を行わなくても、処分した放射性物質が人と環境に与えるリスクが長期間にわたり十分小さく維持されるようにするためです。このため、処分場の操業を終了して坑道を閉鎖するまでには、そのようなシステムが形成されていることを確認するためのモニタリングを行います。
    具体的なモニタリングのあり方等については、今後の国による安全規制も踏まえ、地域の皆さまに安心して生活していただくために、どのようにしていくか相談しながら対応を図っていきます。

     

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    操業中の不測の事態の発生に対して、どのように備え、対応しますか?