西尾 光 -Nishio Hikaru-

西尾 光

技術部調査技術グループ
2011年度入構
文理学部(地球システム科学科)卒

西尾 光
Nishio Hikaru

地質環境の調査・評価に係る技術開発

処分場の場所は、法律に基づいて三段階(文献調査、概要調査、精密調査)の選定過程を経て決定され、地下300mよりも深い安定した岩盤中に施設を建設します。三段階の選定過程のうち概要調査の段階においては、第四紀火山などの自然現象の影響の評価結果を確認するとともに、地下水の流れにくさや岩盤の強度といった安全評価や施設設計に必要となる地質環境特性に係るデータを地表調査、物理探査、ボーリング調査などの調査により取得します。

私の所属する調査技術グループでは、それらの地質環境の調査・評価に係る技術開発の役割を担っています。そのなかで私は、主にボーリング調査に係る技術開発を担当しています。

西尾 光 西尾 光

実証研究の成果がポスター賞を受賞

入構してすぐサイト評価グループに配属され、1年目は文献調査に係る準備として、地理情報システム(GIS)の整備を担当しました。このシステムは、全国規模を対象とした地理情報や第四紀火山、活断層などの情報を収集し、その情報をGISデータに変換し、整備・データベース化したもので、継続的に情報を蓄積・拡充しています。

西尾 光

2年目には調査技術グループへ異動となり、主に電力中央研究所との共同実証研究を担当しています。実証研究は、物理探査やボーリング調査といった調査技術の有効性・適用性の確認や調査・評価に関するマネジメント能力の向上を目的としています。2012年度から2014年度には、深度420mのボーリング孔を掘削し、各種の地質環境特性を取得するために試験を実施しました。実証研究の成果については、国内外の学会で発表しており、日本原子力学会バックエンド部会が主催するセミナーでは、ポスター賞を受賞することができました。この賞を糧に、今後も業務に励んでいきたいと思います。

多くの経験をして進路の決定・就職を

社会人になると学生の頃より自由になる時間が少なくなります。旅行に行ったり、興味のある会社のインターンに参加したり、時間を有意義に活用して多くの経験をしてください。これらの経験は、進路を決めるのにも必ず役に立つと思います。