山田 彩織 -Yamada Saori-

山田 彩織

技術部 技術企画グループ
2014年度入構
文理学部 地球システム科学科卒

山田 彩織
Yamada Saori

技術企画グループの一員として

昨年度は、技術系職員の人材育成計画の一環として、技術部内の各グループで研修を受ける一方、所属している技術企画グループでは学術誌の検収・管理の業務を担当していました。 国内外の学術誌から、自然科学や原子力分野、トンネルの施工技術まで、NUMOの事業および技術に関連する記事をピックアップし、部内で情報共有します。
日々継続して取り組むことで、自分自身も地層処分技術と関連する技術分野について知見が深まり、視野も広がりました。また、技術企画グループは、技術部を取りまとめるグループですので、機構外の専門家を招いての会議や毎年6月頃に行われる技術開発成果報告会の事務局も担当しました。

山田 彩織

地層処分技術について横断的に理解を深める

昨年10月より、技術部内の各グループで順次研修を受けました。技術部には先述した技術企画グループ以外に5つのグループがあります。それぞれのグループでの研修を通じて、安全な地層処分を実現させるためには、多岐にわたる技術が必要だということを実感しました。

特に印象深かったのは、工学技術グループにて、ガラス固化体の地下処分方法について解析研修を受けたときのことです。ガラス固化体を処分する際、隣にあるガラス固化体からの熱によって変質することのないように、ガラス固化体同士の間に適正な距離を保たなければなりません。ガラス固化体から放出される熱は、岩盤の中を通り、隣にあるガラス固化体を覆う緩衝材に伝わります。研修では均質な岩盤中に熱が伝わるような設定で解析を行いましたが、自然界にある実際の岩盤は不均質なので、工学や原子力の知識のほか、地質学や地質調査などに関する知識も必要になります。こうした研修を通じて、複数の異なる分野で、NUMOとして地層処分技術の信頼性を提示していく醍醐味を感じました。
このようにNUMOでは、本人の希望や学生時代の専攻に応じた専門分野を伸ばす一方で、地層処分技術の全体像を理解した職員育成にも力を入れています。今後、OJTを中心に機構内外の技術研修にも参加していきますが、地層処分技術における自分の専門分野の役割等を理解して、引き続き精進していきます。

事業を見届ける使命感とやりがい

就職活動をしていた際、地層処分という事業内容やその社会貢献性ももちろん魅力的でしたが、NUMOに入る一番の決め手となったのは、事業が長期にわたることから、ひとつの仕事に深く、そして長く携われることでした。「自分の仕事をやり抜き、何十年も後にその成果を見届けることができる」ということは当たり前のようにも思えますが、責任があると同時に、とても恵まれたことなのかもしれません。これからも、地層処分の実現に向けて仕事に励んでいきます。

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