ドイツの廃棄物処分施設建設・運転会社DBEとの意見交換

 2016年2月3日(水)に、ドイツの廃棄物処分施設建設・運転会社であるDBEの技術担当社長 Dr. Thomas Lautschと、DBEテクノロジー国際技術部のDr. Thilo von Berlepsch、Dr. Bernt HaverkampがNUMOを訪問され、技術部と意見交換を行いました。

 Lautsch氏からは、ドイツの放射性廃棄物処分場の検討状況が紹介され、von Berlepsch氏やHaverkamp氏からはドイツの最終処分場のサイト選定における地質検討の経緯や、DBEグループにおける各国の放射性廃棄物処分場等に関する技術開発や調査を支援する取組が紹介されました。

 DBEより「ドイツの放射性廃棄物処分場の建設・操業の実施主体は、1989年に設置された連邦放射線防護庁(BfS)が担っている。2013年7月に新たに制定された『発熱性放射性廃棄物の最終処分場のサイト選定に関する法律』(サイト選定法)に基づき、BfSがサイト選定の役割を担っており連邦政府が主導する形である。また、2014年9月に連邦放射性廃棄物処分庁(BfE)が設置され、高レベル放射性廃棄物の処分事業に関する規制を所管している。なお、DBEが建設または閉鎖事業を担っている処分場としては、現在サイト選定法により新たにサイト選定が進められていることから、作業が中断しているものの、高レベル放射性廃棄物処分場の候補の一つであるゴアレーベンと、非発熱性放射性廃棄物の処分場としての操業を終え、閉鎖準備中のモルスレーベン、現在建設準備中のコンラッド処分場の3つがある。」との紹介がありました。

 NUMOからは、2015年5月に、最終処分法に基づく基本方針が改定され、可逆性・回収可能性の確保の必要性や、科学的有望地の提示を含むサイト選定プロセスの見直しがなされたことを説明しました。

 今後も密に情報交換を行っていくとともに、技術協力の可能性を探っていくこととしました。