「科学的特性マップに関する意見交換会」の参加者募集に関するご報告

2017年11月14日

原子力発電環境整備機構

 

 

「科学的特性マップに関する意見交換会」の

参加者募集に関するご報告

 

 現在開催している「科学的特性マップに関する意見交換会」の埼玉会場(11月6日開催)において、参加者の1人(学生)から、謝金の提供があるとの話を知人から聞いた上で参加した旨発言がありました。これを受けて当機構にて調査を行ったところ、本意見交換会に関して若年層への広報業務を再委託されていた事業者が、自らの誤った判断で、一部の学生に対して「参加すると謝金がもらえる」と伝えていたことが判明しました。   

 

 当機構は、謝金をお支払いする形での参加者募集は決して行わないことを機構内で共有し、委託先および再委託先にもその旨を周知しておりましたが、再委託先の社内管理の不徹底により、今回の事案が発生したことが確認されました。    

 

 今回の事案は、参加者の発言内容に対する依頼は一切なく、意見交換会の議論の内容に影響を与えるものではないと考えておりますが、意見交換会全体の公正性について不信感を招きかねないものであり、また、当機構としての委託先に対する管理が不十分であったと言わざるを得ません。当機構の管理不徹底により、このような事案が発生したことに対し、ここに深くお詫び申し上げる次第です。   

 

 当機構といたしましては、今回の事案を踏まえ、本意見交換会の運営を含めた当機構の対話活動についての委託関係のあり方について見直しを行った上で再構築するとともに、二度と同様の事案が生じないよう、委託先に対する指導と管理徹底を図ります。また、再発防止策として、内部規約の厳格化や職員研修の実施などの規律徹底を行ってまいります。   

 

以 上