CREATIVE FOR THE EARTHコンテンツにおける課題解決デザイン・映像コンペティション

digital hollywood × NUMO 原子力発電環境整備機構

誰もが目を背けがちな問題を身近に、わかりやすく。
一人ひとりの着眼点が光った2019年度『CREATIVE FOR THE EARTH』制作レポート

誰もが目を背けがちな問題を身近に、わかりやすく。一人ひとりの着眼点が光った2019年度『CREATIVE FOR THE EARTH』制作レポート

地球規模の課題解決をデジタルコンテンツの力で

デジタルハリウッド株式会社ではエネルギーや環境など、地球規模での解決が待たれる、世代を越えて考えなければならない重要な問題に対して、デジタルコンテンツの力による解決を試みています。
その一環として、2016年にスタートしたデジタルハリウッド・アースプロジェクト。2018年より『CREATIVE FOR THE EARTH』と銘打ち、コンペティション形式にて全国展開を始めました。
初年度より「高レベル放射性廃棄物の処分問題に対する関心喚起に向けたデジタルコンテンツの制作」をテーマに、この社会的課題を多くの人に知ってもらう“きっかけづくり”を作品を通じて取り組んでいただきました。
今年度は映像部門に加え、Webデザイン部門を新設。双方の連動やSNSといったWebならではのツールを活用することで、若者世代にとって課題への興味喚起や理解促進につながるようなアウトプットが仕上がりました。

高レベル放射性廃棄物の地層処分

多重バリアシステム

高レベル放射性廃棄物の安全かつ確実な処分方法として地層処分が世界共通の認識ですが、日本ではまだ候補地が決まっていません。

受賞作品

学生が制作した作品となりますため、当機構が定める 推奨ブラウザと異なります。
WEBサイト作品を閲覧いただく際は、Google Chromeのブラウザ環境を推奨いたします。
なお、推奨環境下においても、ブラウザ、セキュリティソフトウェア等の設定によっては、一部正しく表示されない場合があります。

レポート

REVIEW総評

今回のクリエイター達の作品はいかがでしたでしょうか。

日本では、過去半世紀にわたる原子力発電の利用により、
放射能レベルが極めて高い「高レベル放射性廃棄物」が相当量発生しています。
この処分問題は、原子力発電を利用しているすべての国が抱えている課題です。

処分方法としては、地下深部(300m以深)に埋設して人間の生活環境から隔離する「地層処分」が
国際的に最適な方法とされており、日本もその方針ですが未だ処分場所が決まっていません。

処分の解決には全国の方に関心を持っていただき、自分ごととして考えていただくことが必要です。

本プロジェクトが皆様にとって、この問題を考えるきっかけとなれば幸いです。