デジタルハリウッドのスクール、大学、大学院で学ぶ受講生、学生がチームを編成し、
企画のコンセプト立案から演出・制作までを手がけた。
NUMOの事業メッセージを「いつかではなく、今と向き合う」と定義。youtubeなどでミュージックビデオをよく見る若者をターゲットに、夢や未来と向き合う若者たちの姿を、アップテンポな音楽に乗せて群像劇として映し出した。レッスンに励み、時に街中でも踊りだすダンサー。美を追い求めるために入念な準備を行う写真家。リハーサルを積み重ね、ライブを行うロックバンド。躍動感やビジュアルを重視した印象的な映像でターゲットの関心を喚起。ラストで本テーマとのつながりを表現し、気づきを与える作品となっている。
伊藤聖也/高橋佑弥/大野陽平/伊藤壱
回 再生
高レベル放射性廃棄物の処分方法としては、地下深くの安定した岩盤に閉じ込め、
人間の生活環境から隔離する「地層処分」が最も良い方法であるというのが、国際的に共通した考え方となっています。
日本では、原子力発電環境整備機構(NUMO ニューモ)がその事業実施に向けて取り組んでいます。
日本人の誰もが抱く「原発」や「放射線」に対する漠然とした不安や無関心が、この問題を考えるうえでの障壁ととらえ、日本の置かれた現状や最終処分のプロセスをコミカルなCGで分かりやすく表現した。更に、若者の日常生活を描写することで、視聴者自身が問題を抱える中で生きている「当事者」であることを印象付ける作品となっている。
三代飛翔/吉兼尚聡/吉原茂希