デジタルハリウッド・アースプロジェクト2017デジタルハリウッド・アースプロジェクト2017

by digital hollywood

デジタルハリウッドで学ぶクリエイターたちが地球規模の課題をテーマに制作した映像を発表。
「高レベル放射性廃棄物の地層処分」について、より多くの人に知ってもらうための映像を制作。

supported by NUMO 原子力発電環境整備機構

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学生たちが独自の目線で作品を制作

デジタルハリウッドのスクール、大学、大学院で学ぶ受講生、学生がチームを編成し、
企画のコンセプト立案から演出・制作までを手がけた。

on Your mark 最優秀作品賞

日本人の誰もが抱く「原発」や「放射線」に対する漠然とした不安や無関心が、この問題を考えるうえでの障壁ととらえ、日本の置かれた現状や最終処分のプロセスをコミカルなCGで分かりやすく表現した。更に、若者の日常生活を描写することで、視聴者自身が問題を抱える中で生きている「当事者」であることを印象付ける作品となっている。

三代飛翔/吉兼尚聡/吉原茂希

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今と向き合う

NUMOの事業メッセージを「いつかではなく、今と向き合う」と定義。youtubeなどでミュージックビデオをよく見る若者をターゲットに、夢や未来と向き合う若者たちの姿を、アップテンポな音楽に乗せて群像劇として映し出した。レッスンに励み、時に街中でも踊りだすダンサー。美を追い求めるために入念な準備を行う写真家。リハーサルを積み重ね、ライブを行うロックバンド。躍動感やビジュアルを重視した印象的な映像でターゲットの関心を喚起。ラストで本テーマとのつながりを表現し、気づきを与える作品となっている。

伊藤聖也/高橋佑弥/大野陽平/伊藤壱

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君は行くとこあるの?(Where is Ur home ?)

誰もが使う電気から発生した核のゴミとその行き場(処分)への疑問をストレートに訴求した作品。2Dアニメーションとモーショングラフィックスを活用し、生活の中で生まれるゴミたちを可愛らしく表現した。まずはこのごみの存在を知ってもらい、最後に「地層処分」の検索を促すことで視聴者のアクションを狙った。子供をもつ母親ならではの視点から、幼い子供や主婦にも気軽に見てもらえる作品に仕上げた。

鴨下貴子

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核の化身の家探し配信

専門的で難しいイメージの本テーマを同世代の若者にも知ってもらうために、ゆるいコメディ調の演出にチャレンジ。核のごみを擬人化した“核の化身”が、自らライブ配信で「家探し(処分地探し)」を行うという若者ならではの発想で関心喚起を狙った。本テーマに関連する情報を随所に散りばめた展開で、笑いの中にも気づきを与える作品となっている。

村中海斗/青葉えるも

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地層処分とは?

高レベル放射性廃棄物の処分方法としては、地下深くの安定した岩盤に閉じ込め、
人間の生活環境から隔離する「地層処分」が最も良い方法であるというのが、国際的に共通した考え方となっています。
日本では、原子力発電環境整備機構(NUMO ニューモ)がその事業実施に向けて取り組んでいます。

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