韓国の韓国原子力環境公団(KORAD)との協力協定の締結および意見交換を行いました

KORADkyouryokukyoutei

  

NUMOと韓国の実施主体である韓国原子力環境公団(Korea Radioactive Waste Agency(以降KORAD))は、2018年11月15日(木)、放射性廃棄物の地層処分に関する協力協定を締結しました。

 

韓国慶州市のKORAD本社で行われた署名式では、NUMOの近藤理事長と、KORADのCEOであるSung Soo Cha氏により署名が交わされました。

 

署名式後に、NUMOとKORADとの意見交換会が行なわれました。近藤理事長より、現在の日本の原子力発電の状況や、NUMOが全国各地で開催中の対話活動および研究開発に関する取り組みについて説明しました。KORADのSung Soo Cha氏からは、韓国における原子力発電の状況と、2016年に公表された「高レベル放射性廃棄物管理基本計画(案)」の見直しの議論が行われている状況や、KORADが管理する慶州市の中・低レベル放射性廃棄物処分場「月城(ウォルソン)原子力環境管理センター」の処分事業の状況についてご説明がありました。またKORADとNUMOは、技術開発に関するそれぞれの現状を紹介し、活発な意見交換を行いました。

 

今後も、NUMOとKORADはこの協力協定に基づき、双方に有益となる放射性廃棄物処分分野における協力を継続していきます。

 

KORADkyouryokukyoutei

 

関連:

国内外との協力関係