米国のサンディア国立研究所と共同研究推進に向けた覚書を締結しました

2020年6月25日、NUMOと米国エネルギー省(DOE)傘下のサンディア国立研究所(SNL:Sandia National Laboratories)は共同研究推進に向けた覚書を締結しました。

 

NUMOはこれまでにもスイスNAGRAやスウェーデンSKB社をはじめとして、協力協定のもとに共同研究や情報交換等を進めてきましたが、本覚書は、2019年6月に開かれたG20エネルギー・環境大臣会合において、高レベル放射性廃棄物の最終処分の重要性が認識されたことを受け、今後の国際連携の強化の一環として締結されたものです。この度の覚書締結を踏まえて、両機関では共同研究(技術協力)の具体化に向けた検討が行われる予定です。

 

今後も、日本における地層処分の実現に向けて、各国における地域対話の経験や教訓の共有および技術協力を進めていき、実施主体としての必要な知見や専門能力の向上に努めてまいります。

 

(注)サンディア国立研究所は、安全保障やエネルギー分野を主とした研究開発を行っているエネルギー省管轄研究所であり、現在は、エネルギー省受託企業の National Technology and Engineering Solutions of Sandia, LLC.(NTESS)が管理・運営を行っている。