「地層処分事業に係る社会的側面に関する研究支援事業Ⅱ」採択研究の成果報告会が開催されます
2022年1月28日
地層処分に関する国民との相互理解を深め、地層処分事業を円滑に推進するためには、地層処分に関する技術開発の推進だけではなく社会的側面に関する研究が継続的に行われることが重要であり、NUMOでは人文社会系の多岐に亘る分野の研究を支援して研究の活性化を促し、その成果の蓄積に努めるとともに広く社会に発信しています。
このたび、2020~2021年度の支援対象である8件の研究成果が取りまとまったことを受け、本事業の運営の委託先であるエム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社が以下のとおり成果報告会を開催する運びとなりましたことをお知らせいたします。
なお、報告会につきましては、後日、NUMOホームページに資料及び動画を掲載する予定です。
<開催概要>
日時: | 2022年2月28日(月)13:00~17:30(予定) |
形式: | オンライン開催 |
参加費: | 無料 |
申込方法: | 事前申込が必要です。下記URLよりお申し込みいただけます。 https://www.mri-ra.co.jp/event/2022/01/post-8.html |
定員: | 200名(先着順) |
主催: | エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社 |
【プログラム(予定)】
13:00~13:05 | 諸連絡 |
13:05~13:15 | 開会挨拶・事業概要説明 |
13:15~14:10 |
研究発表・質疑応答(セッション I ) 地層処分施設のための段階的・協調的アプローチの実践にむけた実証的研究:国民的議論の公正な進め方 野波 寬 (関西学院大学社会学部 教授) 情報・コミュニケーションによる選好変容と世論形成に関する社会科学的分析 高嶋 隆太 (東京理科大学理工学部経営工学科 教授) |
14:10~14:20 | 休憩 |
14:20~15:15 |
研究発表・質疑応答(セッション Ⅱ ) 地層処分の超長期的影響に関する世代間正義と民主的合意形成の法哲学的・法政策論的基盤構築 吉良 貴之 (宇都宮共和大学シティライフ学部 講師) 「パートナーシップ型」合意形成モデルによる地層処分事業における考慮要素の特定をめぐる法的研究 友岡 史仁 (日本大学法学部 教授) |
15:15~15:25 | 休憩 |
15:25~16:20 |
研究発表・質疑応答(セッションⅢ) 社会啓発と科学コミュニケーター育成を念頭に置いた「地層処分事業」への知的興味を向上させる土木教育プログラムの研究 小峯 秀雄 (早稲田大学理工学術院創造理工学部 教授) 受容から合意に至るArgumentデザインとその検証 萱野 貴広 (静岡大学教育学部理科教育教室 教務職員) |
16:20~16:30 | 休憩 |
16:30~17:25 |
研究発表・質疑応答(セッションⅣ) NIMBY施設に対する態度形成過程の実証的分析:個人と社会、受益者と受苦者の意識の相違に着目して 小松崎 俊作 (東京大学大学院工学系研究科 准教授) 環境文学にみる対話のパラダイム:地層処分を話し合う<共通語>を求めて 結城 正美 (青山学院大学文学部 教授) |
17:25~17:30 |
閉会挨拶 |
※当日の質疑応答では、質問はチャットで受け付けます。
成果報告会の予稿集についてはこちらからご覧いただけます。
https://www.mri-ra.co.jp/event/yoko20220228.pdf
※研究支援事業Ⅱについてはこちらからご覧いただけます。
https://www.mri-ra.co.jp/information/2020/02/post-54.html
※過去の研究支援事業についてはこちらからご覧いただけます。
https://www.numo.or.jp/pr-info/pr/social.html
以 上