「『電気の廃棄物』問題を考えるキャンペーン」の実施について ※終了しました
2009年9月30日
原子力発電環境整備機構
当機構では、原子力発電に伴って発生する高レベル放射性廃棄物等(「電気の廃棄物」)の地層処分について、下記のとおりキャンペーンを実施します。
今回のキャンペーンでは、私たちの生活に大変身近な「電気の廃棄物」問題に関して、情報を広く発信し、ご意見を募ります。また、いただいたご意見を集約して公開することで、ひとりでも多くの皆さまに「電気の廃棄物」問題について考えていただきたいと考えております。
当機構では、こうした活動を通じて、地層処分に対する理解を深めていただきながら、着実に事業を進めてまいります。
記
1.スローガン あなたはどう考えますか? 「電気の廃棄物」問題
2.期 間 2009年10月17日(土)~11月1日(日)を中心に諸活動を展開
3.メッセージ
〔7つの現実〕
・私たちの家庭を支える電気の約3割は、いまや原子力発電によること。
・家庭から「ゴミ」が出るように、原子力発電からも「廃棄物」が出ること。
・日本が原子力発電を使いはじめて約40年の歳月が経過したこと。
・今、この瞬間も、「放射性廃棄物」は増えつづけていること。
・家庭の「ゴミ」には、処分場があるが、「電気の廃棄物」には、まだ処分場がないこと。
・フィンランドとスウェーデンは、すでに処分場を決めていること。
・NUMOは、今考えうる最も安全な方法である「地層処分」で、解決に取り組んでいること。
原子力発電は、使い終えた燃料の約95%がリサイクル可能です。このリサイクルの過程で高レベル放射性廃棄物等が発生します。これらの「電気の廃棄物」は長期にわたり生活環境から隔離する必要があり、地下300mより深い安定した岩盤に安全・確実に処分します。
4.主なキャンペーン内容
■新聞広告/TVCM/ポスターの掲出
■NUMOホームページ特設サイトの開設
■番組提供
・10月18日(日)22:00~23:15 フジテレビ系列「仮想生活実験ドキュメント もしも」
※青森・山梨・大分・宮崎地区では放送日時が異なります
・10月25日(日)17:00~17:55 BSフジ「野口健と考える 次世代のために、いま、取り組むべきこと」(仮)
■シンポジウム
・10月24日(土) 各界著名人、一般参加者によるシンポジウムを実施 (詳細は別紙をご覧ください)
以 上
別紙1 : 「『電気の廃棄物』問題を考えるキャンペーン」
別紙2 : シンポジウム;『電気の廃棄物』問題を考える