「地層処分技術を考えるシンポジウム2025」の開催について

2025年8月20日

 

「地層処分技術を考えるシンポジウム2025」の開催について

  

 当機構では、国内外の専門家による講演やパネルディスカッションを通じて、参加者の皆さまとともに地層処分技術について考えるシンポジウムを開催いたします。

 本シンポジウムでは、地層処分に関する海外の最新動向や、日本の技術の進展・現状などについて、第一線で活躍する専門家の方々にご講演いただきます。さらに、第二部では、さまざまな立場の専門家によるパネルディスカッションや参加者との質疑応答を通じて、地層処分技術に対する理解を多角的に深めていただける機会を設けています。

 つきましては、下記のとおり本シンポジウムを開催いたしますので、ぜひご取材くださいますようご案内申し上げます。

 

 

1.開催日時・会場等

(1)日時:2025年9月23日(火・祝)13時00分~16時00分

   (開場・受付開始 12時30分)

 

(2)会場:サッポロファクトリー ホール(札幌市中央区北2条東3丁目)

 

(3)主催:原子力発電環境整備機構

   後援:経済産業省 資源エネルギー庁

   ※後日、NUMOホームページにて録画映像を公開予定です。

   ※天候不良などの諸事情により、開催日程などを変更する場合があります。

 

2.プログラム

(1)開会挨拶 山口 彰(原子力発電環境整備機構 理事長)

 

(2)第一部(講演)

[1] テーマ:国際的な視点から見た地層処分

講演者:ステファン マイヤー氏(国際原子力機関(IAEA)原子力局放射性廃棄物処分部門 チームリーダー)

内容:海外における地層処分の最新動向を紹介。フィンランドやスウェーデンでは既に処分場建設・試験操業の段階に進んでおり、各国がIAEAの国際的な安全基準等を活用し、地質環境に応じた科学的知見に基づく取組みを推進しています。地層処分の国際的な状況に関して解説します。

[2] テーマ:地層処分の観点からみた日本の地質環境特性

講演者:德永 朋祥氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 教授)

内容:経済産業省が設置した専門家ワーキンググループによる科学的評価を踏まえ、日本の地層処分の技術的信頼性を紹介。変動帯にある日本でも、地層処分に適した場所が存在しているかどうかについて解説します。

[3] テーマ:日本における地層処分技術の進展と現状

講演者:柴田 雅博(原子力発電環境整備機構 理事)

内容:2000年以降の日本の地層処分技術の進展と現状について解説。地質調査・処分場設計・安全評価の技術が進化していることについて紹介します。

 

(3)第二部(パネルディスカッション・質疑応答)

テーマ:日本における地層処分技術はどの程度成熟しているのか

ファシリテーター:佐藤 努氏(北海道大学大学院工学研究院環境循環システム部門 教授)

パネリスト:千木良 雅弘氏(京都大学 名誉教授、公益財団法人深田地質研究所 顧問)

 ステファン マイヤー氏(国際原子力機関(IAEA)原子力局放射性廃棄物処分部門 チームリーダー)

 德永 朋祥氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 教授)

 柴田 雅博(原子力発電環境整備機構 理事)

 

※予告なく変更する場合があります。ご了承ください。

※詳細は以下ページをご覧ください。
 ◆地層処分技術を考えるシンポジウム2025特設サイト

 

3.取材申込

  9月18日(木)12時00分までに「取材申込書(122KB)PDF」にてお申込みください。

 

以上

 

お問い合わせ先
原子力発電環境整備機構(NUMO)
広報部報道グループ
TEL:03-6371-4002(報道グループ直通)