Q. 地層処分以外の処分方法はないのですか?

地層処分以外の処分方法はないのですか?

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高レベル放射性廃棄物の放射能は短期間で比較的早く減少しながらも、長く残存します。地上施設で貯蔵管理する方式の場合、それが人間の生活環境に影響を及ぼさなくなるまで、数万年といった長期間にわたり地上施設を維持・管理していく必要があり、その間には施設の修復や建て替えも必要となります。さらに地上管理の場合、地震、津波、台風等の自然現象による影響や、戦争、テロ、火災等といった人間の行為の影響を受けるリスクがあります。
長期にわたり、このようなリスクを念頭に管理を継続する必要のある地上管理は、将来の世代に負担を負わせ続けることとなり、現実的ではなく、望ましい対策ではないというのが国際的に共通した認識です。
そこで、高レベル放射性廃棄物については、人の管理を必要としない最終処分を行うべきであるとして、原子力発電を始めた当初より、地層処分をはじめ、宇宙にロケット等で打ち上げる宇宙処分、海の底に廃棄する海洋底処分、南極の氷の下に処分する氷床処分など様々な最終処分の方法が、国際機関や世界各国で検討されてきました。その結果、多くの国において、地層処分が現実的で有力な方法であるとして実現に向けての研究開発が行なわれ、現在ではこれが最も適切な最終処分の方法であることが国際社会の共通認識となっています。
日本でも1962年に処分方針の検討が開始され、1976年から地層処分の研究が始まりました。

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地層処分の概要
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