Qこのまま発電を続けて
処分場は全国1カ所で足りるのでしょうか…
A
NUMOでは、国の計画や処分費用の効率性(スケールメリット)を踏まえ、ガラス固化体を
40,000本以上処分できる施設を全国1カ所建設する方針です。直ちに足りなくなることはありません。
現在すでにガラス固化体となっている約2,500本に加え、各発電所等に貯蔵している使用済燃料(約20,000トン)をすべて再処理すると、合計で約27,000本相当になります。
また100万kW級(原子力発電所およそ1基分)の原子力発電所を1年間稼働した場合、約20~30本のガラス固化体が発生することになります。
現在稼働している14基の原子力発電所の運転状況を踏まえると、年間に発生するガラス固化体の本数は約300~400本になるため、直ちに40,000本に達することはないと考えています。