Vol.15 2025.9

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高校生15名が最終処分などを学びスイスの若者と交流
ふくしまハイスクールアカデミー2025

ふくしまハイスクールアカデミーの生徒とNAGRA広報担当者の集合写真

8月5日~17日にかけて、「ふくしまハイスクールアカデミー2025」の国内・スイス研修が実施されました。楽しく住みやすい地域社会の実現を目指して活動する福島県の「NPO法人ハッピーロードネット」によるプログラムで、高校生15名が、高レベル放射性廃棄物の最終処分の関連施設の見学や、スイスの若者との交流のために参加しました。NUMOは次世代層を対象とした交流支援事業として職員2名が同行しました。
青森県六ヶ所村にある日本原燃(株)の施設などを訪問後、スイスへ移動し、地下研究施設「グリムゼル試験場」等を視察しました。
また、放射性廃棄物管理協同組合(NAGRA)の本部やポール・シュラー研究所(PSI)で、高校生が英語で日本の地層処分等の状況を紹介するプレゼンテーションを行い、習字や折紙等を通してスイスの若者と文化交流しました。
帰国後は、9月15日に福島県にあるJビレッジで、研修の成果報告会が開催されました。生徒たちからは「スイスでは処分地について地域住民や専門家の人が積極的に話し合いを行っているという話を聞いて日本でも国民が興味を持ち積極的になっていくべきだと考えました」と日本の地層処分事業に対しての課題などを報告しました。

グリムゼル試験場内にある人工バリアの実物モデルを見学

日本の文化である習字を通して交流する
スイス地域会議メンバーと高校生

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