Q. 「人工バリア」とは何ですか?

「人工バリア」とは何ですか?

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地層には放射性物質を閉じ込める機能があり(天然バリア)、さらに放射性物質の閉じ込めをより確実にするためにさまざまな人工的な対策が施されます。この対策を「人工バリア」と呼び、「天然バリア」と「人工バリア」を組み合わせた多重バリアシステムで、長期間にわたり放射性物質を人間の生活環境から隔離し、その動きを抑え閉じ込めます。高レベル放射性廃棄物の「人工バリア」には、以下のように、ガラス固化体、オーバーパック、緩衝材(粘土)があります。

人工バリア その1:ガラス固化体
 ~放射性物質をガラスの中に閉じ込め地下水に溶け出しにくくします~
高レベル放射性廃棄物とガラス原料を高温で混ぜ合わせてステンレス容器の中で固めたものです。放射性物質をガラスと一体にして、地下水に溶け出しにくくします。
人工バリア その2:オーバーパック(金属製の容器)
 ~地下水をガラス固化体に触れにくくします~
ガラス固化体を封入する厚い金属製の容器です。ガラス固化体の放射能レベルがある程度、減衰するまでの期間、地下水とガラス固化体の接触を防ぎます。
人工バリア その3:緩衝材(粘土)
 ~地下水と放射性物質の移動を遅らせます~
オーバーパックの周囲を覆うもので、天然の粘土を主成分としています。水を通しにくく、いろいろな物質を吸着する性質により、放射性物質の移動を遅くします。

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