教育関係者向け研修会のご案内

「社会に開かれた教育課程」実現へ、学校外にいる人や社会課題を題材にするための研修会

「高レベル放射性廃棄物の地層処分」は、教科を横断した学習の題材として、エネルギー環境教育や総合的な学習の時間、理科・社会科・技術科などの授業でも取り入れる学校が増えています。また、持続可能な社会を考えるための題材にも適しており、SDGsをテーマとした探究的な学習の題材としても注目されています。

全国の教職員研修や教育関係者の勉強会で「高レベル放射性廃棄物の地層処分」を学校教育の題材として扱うポイントやNUMOの最新の取組み状況の提供、基本教材を活用した模擬授業に関する研修会に講師の派遣をいたします。

各教科との関わりや教科を横断した位置づけ、SDGsおよびESD教育(持続可能な開発のための教育)との関連性、カリキュラム・マネジメントの実例などをご紹介いたします。その他、全国各地の学校で取り組まれている授業の実践例などもご紹介いたします。

研修会の目的や、時間(60分~120分ぐらいまで)に応じて、内容をアレンジいたします。
費用は無料です。オンライン開催も可能です。

内容

(1)【導入】エネルギー環境学習と高レベル放射性廃棄物の地層処分

小学校・中学校・高等学校の教育課程と高レベル放射性廃棄物の地層処分の関連性を解説いたします。
解説内容は研修会のテーマに合わせて調整いたしますのでご相談ください。

教育課程と高レベル放射性廃棄物の地層処分の関連性とは?

(2)【模擬授業】(基本教材を活用したモデル授業)

小学生向け基本教材や、中学生向け基本教材を活用した授業の模擬授業を行います。
内容や時間の長さは、研修会の目的に応じてアレンジいたします。短時間で要点だけをお伝えすることも可能です。
研修会を終えた後、先生方の学校でもすぐに授業ができるように、授業の流れや教材の活用方法を解説します。
また、NUMO職員をゲスト講師として招聘する方法や、ゲスト講師の有効的な活用法もご紹介します。

〇小学校向け モデル授業


仙台市立南小泉小学校校長 永井先生

様々な発電方法について学んだ後、原子力発電の核燃料サイクルの話から「小学生向け基本教材」をつかって高レベル放射性廃棄物に関する説明を行います。処分方法の検討、疑問点を抽出した後に、NUMO職員による出張授業で、疑問点への回答へとつなぎます。この授業の要点を体験いただけます。

詳しくは小学生向け基本教材をご覧ください。

〇中学校・高等学校向け モデル授業


東金市立東金中学校 三戸先生

社会科と理科の学習内容を活用した「中学生向け基本教材」を使いながら考える授業です。日本の発電方法や発電の仕組みについて確認した後、原子力発電の核燃料サイクルの話から、高レベル放射性廃棄物について学習します。生徒の直感的な判断だけでなく、合理的な判断へと徐々に移行させます。授業の後半ではお互いの意見を発表させた後、地層処分について基本教材の後半を使用して解説します。この授業の要点を体験いただけます。

詳しくは中学生向け基本教材をご覧ください。

小学校や中学校での実践例~知識を活用して考える授業として~

(3)NUMO職員による情報提供

NUMO職員が、高レベル放射性廃棄物の地層処分の現状や、出前授業などの教育活動の紹介を行います。
授業で行うことができる、簡単な科学実験についても、ご体験いただけます。


高レベル放射性廃棄物の処分問題を解説します。

ベントナイトを使った実験を行います。
(オンラインでも可能です)

お申し込み方法

教育関係者向け研修会・講師派遣のお申し込みフォームに必要事項をご入力の上、お申し込みください。

お問い合わせ

日本教育新聞社 教育支援NUMO事務局 ※教育関係者向け研修会窓口
担当:川崎/先山
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