Qガラス固化体
(高レベル放射性廃棄物)は
爆発する危険はないのでしょうか。
A
製造直後は放射能レベルが高く危険なものですが、適切に管理することで安全に処分することができます。
ガラス固化体は、使用済燃料(原子力発電で使い終えた燃料)を再処理し、その中の再利用できない廃液をガラスに溶かし合わせて冷やし固めたものです。その廃液は核分裂を起こすプルトニウム等を取り除いているため、爆発することもありません。
また、製造直後のガラス固化体であっても、放射線はコンクリートなどで遮蔽することができ、その線量はX線検査1回分よりも少ないレベルに抑えられ、安全に管理できます。
さらに、ガラス固化体の放射能レベルは時間の経過とともに減少していき、最終的には人や環境にとって害のないレベルになります。
