Vol.16 2025.11

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地層処分技術を議論するシンポジウム開催!

専門家たちによるパネルディスカッション

9月23日、札幌市にて「地層処分技術を考えるシンポジウム2025」をNUMO主催により開催し、107名の方々にご参加をいただきました。会場では、地層処分技術の国際的動向などを共有した後、日本の地質環境における地層処分の可能性や、地層処分技術の成熟度について議論を行いました。
第一部では、国際原子力機関(IAEA)のステファン・マイヤー氏、東京大学教授の德永朋祥氏、NUMO理事の柴田雅博による講演を行いました。
第二部前半では、地層処分技術の成熟度についてパネルディスカッションを行いました。北海道大学教授の佐藤努氏がファシリテーターとなり、第一部の3名の講演者に加えて、京都大学名誉教授の千木良雅弘氏をお迎えしました。専門家間の活発な議論が交わされ、それぞれのお立場からの地層処分の技術的課題を確認する場となりました。
後半の質疑応答では、参加者の方々から、「日本のような複雑な地質で地層処分は可能か」や「予測できないことにどう向き合うのか」、「後戻りすることはできるのか」など様々な観点から質問が寄せられました。
NUMOではこれからも、科学的・技術的な情報発信に加えて、全国や地域の皆さまと地層処分について一緒に考えるための取り組みを進めてまいります。

会場全体の様子

国際原子力機関
ステファン・マイヤー氏による招待講演

東京大学教授
德永朋祥氏による招待講演

京都大学名誉教授
千木良雅弘氏

NUMO理事
柴田雅博による講演

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採録、当日映像

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