Vol.19 2026.06

現場最前線 FRONTLINE 技術部の職員が
取り組みを紹介

技術部

小林 正人

デジタルで「地下の建設」を
アップデートする
~遠隔化・自動化への挑戦~

NUMOで地下施設の建設・操業技術の開発を担当している小林です。
地層処分を将来担う若い世代は、幼い頃からITやデジタル技術に囲まれて育っています。そうした皆さんが地層処分の分野で将来活躍できるよう、現在取り組んでいるのが「地層処分場の建設を、いかにスマートに、自動化するか」という課題です。
地下300メートル以深という前例の少ない環境で、数キロにおよぶトンネルを正確に掘り進めるプロジェクト。これまでは熟練の技術者の経験が頼りでしたが、これからは「遠隔操作」や「自動運転」といった技術の導入、活用が不可欠になります。
私が目指しているのは、地上のオペレーションルームからジョイスティックやモニターを使い、まるでゲームを操作するような感覚で、正確に地下を掘り進められる仕組みです。自動化が進めば、ヒューマンエラーを低減できるため施工品質を高められるだけでなく、現場の安全性も飛躍的に向上します。例えば、トンネルボーリング・マシン(TBM)を用いて、岩盤掘削から掘削土の払い出し、支保工の施工までを自動化できる技術が実現できないかと考えています。 先日、地層処分への活用が期待される「TBM」の現場を見学してきました。この巨大なマシンこそ、自動化・遠隔化の主役です。
「100年続く事業を、最新テクノロジーで支える」。
少し前までは未来の話だった「無人化施工」を、この地層処分の現場で当たり前のものにしたい。そんなワクワクした気持ちで、日々技術開発に取り組んでいます。

ヘレンクネヒト社のTBMの模型と共に

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