Vol.19 2026.06

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トンネル工事の自動化に向けた最前線
~国内で最新の技術を有する
TBM工法の現場を見学~

NUMOでは、より安全な地層処分場の建設に向けて技術開発を進めています。その一環として、TBM(トンネル・ボーリング・マシン)工法で国内でも最長の距離を掘削している、長野県大町市にあるトンネル掘削の現場(国交省北陸地整発注・大町ダム等再編土砂輸送用トンネル工事(前田・安藤ハザマJV))を、技術部職員を中心に12名で見学しました。
見学では、TBMを使用するために必要な坑道の広さや設備の配置状況、TBMの設計や製作で苦労したことなど、地層処分場の建設を想定した視点で質疑を交わしました。
見学に参加した工学技術グループの大倉康平(処分場設計の技術開発担当)は「見学では実際に岩盤を削る先端部分に目が行きがちだが、支保工やロックボルト施工、電源供給、作業者の緊急退避場所、掘削した岩石を運び出すベルトコンベヤなど多くの設備が不可欠と実感した。狭い坑内に多様な装置が緻密に配置され、掘削は総合力で支えられている。今回の見学で得た知見を、地層処分場のより安全な建設に生かしたい」と話しました。

TBM(トンネル・ボーリング・マシン)

TBM工法は、掘削装置に加えて避難設備や電源装置、運転席などの機能を備えた、全長約150mの大型機械を用いてトンネルを掘り進める方法。他の方法に比べて掘削速度が速いことが特徴で、特に硬い岩盤の掘削に適しており、硬い岩盤を対象とする地層処分においても、その技術の応用が期待されています。

TBMの先端(模型)

様々な設備が連結しているTBMの内部

TBMが掘削したトンネルを見学

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